【Crusader Kings AAR】「アイルランドの窓辺から」第3回

irl3あいきゃっち

Crusader Kingsについては以下の記事で

Deus vult!――「神それを欲したもう!」 中世シミュレーションの金字塔! 十字軍の機運高まる中世ヨーロッパで、一族の...

「アイルランドの窓辺から」第3回

戦争以外の楽しみ方

さて、前回の「アイルランドの窓辺から」第2回で、我がレンスター公爵家がEngland王国との長い戦争を経験したのは覚えておいでだろうか。

だらだらと続く長い戦争。
こちらから譲歩すれば休戦できるのだろうが、なんだかそれもしゃくだったので終わるまで耐えた長い季節。

その間に公爵家の財政が傾き、反攻作戦にでるのもちょっと無理になってしまい1)海の向こうに攻め入る場合、渡航費用が結構かかる、暇だなぁと考えた私はEngland王国軍を迎撃しながらとある事をしていた。

それは、「婚姻政策によるお家乗っ取り」である。

文字にするとあんまりな感じもするが、これこそクルセイダーキングスにおける醍醐味のひとつである(と私は思っている)。

「婚姻政策によるお家乗っ取り」を実行するには、乗っ取り対象の国がいくつかの条件を満たしている必要がある。

  1. 「準サリカ法長子相続制」、「準サリカ法親族相続制」2)準サリカ~は女系男子に継承権が発生する継承法を採用している。
  2. 当主に息子がいない。もしくは極めて少ない。
  3. 当主に娘がいて結婚していない。そして、その娘には息子がいない。
  4. 当主が新しい子供をもうける可能性が低い。

まずはこれらの条件を満たす国をみつけよう。

乗っ取り対象国を探すには、まず法律画面を開いて「準サリカ~」をクリックする必要がある。
すると「準サリカ~」が採用されている国がハイライトされるので、片っぱしから当主の人間関係画面をひらいて上記を確かめていく。
条件の合う国が見つかれば終了だ。

これは地道な作業で疲れるうえ、マウスを持つ手も痛くなるのでほどほどに。

乗っ取り探し

クリックで拡大

汝幸いなるレンスターよ、結婚せよ。

Alfgar「私は3代目当主Alfgarだ。父から引き継いだ領土は何とか維持できているが、これだけでは何か物足りない気もするな……。幸いなことに、当家には未婚の男子が大勢いる。彼らを使って、当家の血筋をヨーロッパ中に広めることはできないだろうか?」

今回、ターゲットにしたのはDevon伯家。
イングランド南西部のコーンウォール半島の中部に位置する小さい伯爵家だ。

devon伯

まず、Devon当主のポートレイトから人間関係にアクセスする。
真ん中あたりにある子供のカテゴリをみると、3人の息子は成人前に死亡し、娘が一人残っていることが確認できる。

Devon当主のポートレイト

Devon伯家は「準サリカ法長子相続制」を採用している。
つまり、娘の子供に継承権が発生するということだ。
この場合、継承順位が上位である息子達が早死にしているので、娘の子供でも継承権1位になることができる。

クルセイダーキングスにおいて子供は父親の血統に属するので、レンスター公爵家の男子とDevon伯の娘が結婚し子供ができた場合、その子供はレンスター公爵家の血筋(Ui Mordha家という)となる。
仮にその子供がDevon伯家を継承することができれば、Devon伯の称号はUi Mordha家の物になるという寸法だ。

Devon伯家の娘は、さいわいなことに未婚。
すぐさまレンスター公爵家の男子との婚姻を提案し、承諾された。

devon娘

devonのっとり待望の男子

一年くらい後、待望の男子誕生。継承順1位に。

婚姻させたものの男子が生まれなかったり、相手の家そのものがとり潰されて意味がなくなったりということもあるので、必ずしも実を結ぶものではないが、やり方によってはハプスブルク家ばりの婚姻拡張路線をとることも可能だ。

今回は傍流の男子を婚姻させたが、本家の嫡流で婚姻政策をおこなえば、孫の代で王位をかすめ取ることも不可能ではない。

たとえば、お隣ブリテン島のスコットランド王は娘しか産んでいない。
ここに男子を結婚させた場合、スコットランド王位が孫に流れ込んでくることになっただろう。
少し気がつくのが遅れたので悔しい限りだ。

今回、婚姻政策をおこなった国は4つ。
いずれも傍流男子と結婚させたため、プレイヤー国に爵位が流れることはない。

4分家

赤が乗っ取りをおこなった家

また、分家ができたからといって彼らが何かしてくれる訳でもない。外交上有利になることもない。
ゲーム的には自己満足以外のなにものでもないが、ヨーロッパにプレイヤー国の血筋が広まるのはハプスブルク家的ロマンを感じるので楽しい。

裏に表に実力行使して領土を広げよう

上手くいけば、戦争もせずに称号が手にはいる婚姻政策。
簡単にはあきらめきれない場面もでてくるだろう。

例えば、男子ひとりを排除すれば当主の子供は女子だけになる、乗っ取り成功かと思いきやまだ継承権上位に居座る人物が邪魔、娘の結婚相手を排除して当家の男子と結婚させたい……などなど

そういった場合は「暗殺」という手段で道を開こう。

暗殺1
暗殺したい相手が滞在している国の宮廷コマンドから暗殺を選択、対象人物を選んでポチッた瞬間に結果が返ってくる。

暗殺2

暗殺3

即日、結果発表

このゲームでは、暗殺を実行すると、成功してもしなくても周囲にバレる可能性がある。

仮にバレてしまった場合、暗殺返しをされてしまう。
暗殺返しでは、狙った対象と同じ地位のものが狙われるので注意したい。
暗殺返しも必ず成功するわけではないと思うが、相手国の継承者を排除するつもりが、こちらの継承者が先に排除されてしまっては意味がなくなるだろう。

また、暗殺を企てて発覚した者を父または祖父にもつ子供は、継承権を失うこともあるので注意したい。

最も理想的なパターンは、暗殺が成功し周囲にバレないことだろう。
暗殺の成功率には、当主の策略パラメータと、それを補佐する密偵頭のパラメータが関わっているようだが、細かくはよく分からない。

結婚で人材を集める

クルセイダーキングスでは、廷臣(自身の宮廷にいる家来)を選抜して、宰相、家令、元帥、密偵頭(+教区長)のいずれかの役職に就けることができる。

廷臣役職

このうち宰相、家令、密偵頭の3役職は女性でも就任できる。
このことを利用して、全ゲーム内世界から優秀な人材に嫁いでもらい、自身の宮廷の力を底上げすることが可能だ。

役職者の能力は当主の能力を補い、また彼らの持つ特性によって有用なイベント(あるいは有害なイベント)が引き起こされる可能性があがる。

花嫁候補探しは簡単で、花嫁候補一覧の画面をひらいて求めているパラメータでソートし、有用そうな人物をみつけたらダブルクリックするだけだ。
すると、その人物の画面に飛べるので、そこから宮廷コマンドを開いて婚姻を提案すればいい。

どんな特質を持っているのかも見れるため、一覧の段階で有用な人物をえり分けることができる。
しかし、その人物が多産家系かどうかは花嫁候補一覧では分からなないため、実際にその人物の人間関係画面から兄弟の多さなどをみて推測する必要がある。

花嫁探し

クリックで拡大

相手が同じキリスト教徒でありさえすれば、カトリックであろうが正教であろうが、どの文化圏に属してようが、世界の端から端への婚姻提案だろうが、たいがいは婚姻に成功するので3)相手の女性が爵位を持っていると断られる、人材集めは簡単だ。

この辺はきわめてゲーム的な感じがする。
気になる方は縛りプレイをするのがいいかもしれない。

おまけ

優秀な家臣を使っていると、「お前の家来って魔術つかってんじゃない?」という訳のわからない疑いをかけられるイベントが起こるときがある。
まさに中世!こわい。

黒魔術つかってるわけないだろ

どの選択肢でも面倒ごとが起きる可能性がある

まとめ

今回は、クルセイダーキングスの特徴でもある婚姻政策についてお話した。
領土をとったりとられたりの動きは特にないが、このゲームについて理解するうえで面白い部分だとおもっているので、1回分まるまる費やした。
史実のハプスブルク家がお好きな方は、ごっこ遊びができるので、クルセイダーキングスを買ってみたら面白いと思う。

「アイルランドの窓辺から」リンク

第4回

プレイレポを通じて、クルセイダーキングスの魅力をお伝えしようという企画。アイルランド王位を狙うレンスター公爵の物語。第4話。たなぼたと戦で獲得していく領土。

第2回

プレイレポを通じて、クルセイダーキングスの魅力をお伝えしようという企画。アイルランド王位を狙うレンスター公爵の物語。第2話

References   [ + ]

1. 海の向こうに攻め入る場合、渡航費用が結構かかる
2. 準サリカ~は女系男子に継承権が発生する継承法
3. 相手の女性が爵位を持っていると断られる
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